ひきこもり駐妻のスピーキング練習方法
こんにちは!
今回の記事では、家にいながらできるスピーキング練習で私がしてよかったことを記事にしたいと思います。
駐妻というかアメリカに住んで一番困るのがリスニング、スピーキングの技術だと思います。何言ってるかわからないし、言いたいことが言えない。
特にスピーキングは、勉強しようにも、実際に人と話さなきゃいけないから手が出にくい分野ではないでしょうか。
そこで今回は、わたしがコロナ禍のひきこもり中に家でやっていたスピーキング勉強法を、とっつきやすさ順(体感)で挙げていきます!
参考になると嬉しいです😊
- ①ひとりごと英語 難易度★☆☆☆☆
- ②英語学習アプリ(ELSA / Siri) 難易度★☆☆☆☆
- ③シャドーイング 難易度★☆☆☆☆
- ④オンライン英会話 難易度★★☆☆☆
- ⑤オンラインESL 難易度★★★☆☆
- ⑥Language Exchange Partner と会話練習 難易度★★★★☆
①ひとりごと英語 難易度★☆☆☆☆
これは単純で、日常生活でふと思ったことや普段日本語で言うことを英語で考えてみて口に出してみます。わからない単語や表現があれば、その場で調べて学びにします。
最初のころは、レストランに行くにもどこにいくにも、使いそうな英語を予習したり、言えなかったことを復習したりしますよね。それを毎日の生活の中でやります。
ひとりごと英語のいいところは、ひとりで完結して、かつ自分の日常に即しているところだと思います。自分の生活に近い英語だから、身になるしすぐに活かしやすいです。
(日本語から英語表現を調べる際は、DMM英会話の”なんてuKnow?”というサイトがおすすめです。検索で出てこない時はHiNativeというサイトを通して直接ネイティブに聞くのもおすすめ。
Googleの辞書だと変な英語を教えてくる場合もあるので注意です)
これは小声ですが、実のところわたしは生活の中に勉強を混ぜこむのが苦手で、この勉強法はあんまり続きませんでした。ただ英語が流暢なお友達に何しているか聞いたところひとりごと英語をしているらしく、効果は折り紙つきです!
いろんな勉強法を試して自分に合うのを続ければいいと思います!(笑)
②英語学習アプリ(ELSA / Siri) 難易度★☆☆☆☆
これも一人でできます!スマホ相手に練習する方法です。
メインで使っていたのは ELSA speak というもので、発音矯正用のアプリです。ある程度の機能は無料で使うことができます。
メインの機能としては、英語の音声を聞き、それを真似してボイスを吹き込むと、その発音が適当かどうかを判定してくれます。単語単位で発音を練習することも、文章単位で吹き込んで発音をチェックする練習もあります。
母音など自分では気づきにくい発音間違いも教えてくれるので、発音の勉強にとても効果的ですし、クイズ形式っぽいになっているので楽しみながら勉強できます。
ELSAは発音中心ですが、わたしはIPoneのSiriの機能も使って発音だったり自分の英語が通じるか試してみてたりもしました(笑)
設定でSiriの言語を英語に変更して、スマホでしたい操作を英語で指示してみたり(Can you write down ”~”?で”~”がメモ帳に書かれたりとか)、話した自分の英文が正しく表示されているか、発音を確認していました。
他に面白いアプリがあればぜひ教えてください!
③シャドーイング 難易度★☆☆☆☆
シャドーイングは、英語音源に後追いするように同じことを口に出していく有名な勉強法です。(やり方はいいサイトがたくさんあるのでそちらを参考いただいて…。)
一人で完結することから難易度★1にしましたが、音源選びがほんとに重要です。
初心者の私がやっていたのは、単語帳の例文のCD音源のシャドーイングです。ゆっくりで聞き取りやすい、文と文の間に時間のある音源で、繰り返し練習していました。
慣れて苦なくできるようになったら、だんだん音源のレベルを上げていくのはいいかもしれません。(逆に難しすぎると思ったら音源のレベルを下げるべきです。)
シャドーイングは、私自身そんなに入れ込んでやっていたわけではないんですが、英語のリズムや発音の癖に慣れたように感じるので、やってよかったなと思います。
あと不思議なもので、シャドーイングで繰り返し言っていた表現は、がんばって会話している最中に自然にふっと出てきてくれることが多くて驚きます。口の筋肉が言い慣れてる感じ。スポーツの素振り練習みたいな感覚かもしれません。
④オンライン英会話 難易度★★☆☆☆
誰が何と言おうと、オンライン英会話の難易度は★2です(笑)
人と英語をしゃべるという点では、オンライン英会話は一番手軽でリーズナブルだと思います。わたしは今でもお世話になってます!
何よりいいところが、マンツーマンで人と話す練習ができることです。
わからなければ何度聞き返してもいいですし、うまく言えなくても先生は待ってくれます。先生も初心者や日本人に慣れているので根気よく付き合ってくれます。
教材も文法ものや、初心者用の教材が多く用意されているので、初級のレベルの人も始められるはずです。
私はNative Campというオンライン英会話をやっていますが、わからない表現があったときはチャットボックスに日本語で文や単語を打ち込んで、翻訳機能を使って伝えることもできます(安心!)英語での最初のコミュニケーションの練習にはもってこいだと思います。
ノンネイティブの先生が多いですが、発音のいい先生も多いですし、初心者にとっては大きな問題ではないでしょう。
今でも使っている理由が、やっぱり自分自身が話せる時間が多いからです。グループでの会話だとどうしても受け身になってしまって、自分が話す時間は少ないですが、マンツーマンならたくさん話すことができるし、先生が聞いて、適当な表現に英語を直してくれたりもします。
自分にあった先生に出会うまでは割とドキドキするしエネルギーを使うと思いますが、気の合う先生が見つかればとっても楽にスピーキングを勉強できると思います。
オンライン英会話については書きたいことがたくさんあるのでまた今度記事にしますね!
⑤オンラインESL 難易度★★★☆☆
話すのに少し慣れてきたら、現地のオンラインESL(English as Second Language)に参加してみるのもいいかもしれません。
いろいろな地区で、図書館やカレッジ、アダルトスクールが無料ESLを開いており、コロナ禍以降はオンラインでのESLもたくさん開かれています。気軽に参加するなら図書館のESLがおすすめです。
ESLについては過去記事にまとめていますのでチェックしてみてください。
シリコンバレーのESL① 概要と種類 - 駐妻のひきこもり英語 in シリコンバレー
シリコンバレーのESL② アダルトスクールESL - 駐妻のひきこもり英語 in シリコンバレー
シリコンバレーのESL③ コミュニティカレッジESL - 駐妻のひきこもり英語 in シリコンバレー
シリコンバレーのESL③ 図書館ESL - 駐妻のひきこもり英語 in シリコンバレー
オンラインESLのいいところは、家にいながら、地域の、さらに初対面の人たちと話すのに慣れることができることだと思います。
オンライン英会話の先生はペースを合わせてくれますが、ESLの多くはグループカンバセーションになるのでもっと自然なやりとりになります。
他の国のグループメンバーががんがん自己主張しているのに触れると、最初は驚きますが、英語がしゃべれなくても意思を伝えることが大事なんだと、勉強になるというか勇気がもらえます。ほんとに。笑
さらに先生役になるネイティブの人も”職業としての先生”ではなく、シニアボランティアの方だったりするので、アメリカ人の生の考え方やコミュニケーションの方法に触れられる貴重な機会になると思います。
オンラインなので少しコミュニケーションがとりづらいことはありますが、停滞しているときに刺激をもらいに、わたしは今でも気軽に参加してます:)
⑥Language Exchange Partner と会話練習 難易度★★★★☆
これは日本語を勉強している英語話者と友達になって、お互いの言語を教えあう方法です。(Language Exchangeというそうです)
難易度★4にしたのは、英語レベルの問題というよりは、条件と気の合う友達を見つけるのが大変だからという理由です。
わたしはオンラインサイトを通して知り合って、テキストのやり取りを通じて大丈夫そうかつ気が合いそうだったら、通話したり実際に会ってみたりしました。
もちろん、ロマンス目的の人も多いし、見知らぬ人とやり取りするという点でリスキーなので注意深くやらないといけません。(わたしは女の人とだけやりとりするようにしてました。それでも気をつけなきゃいけませんが…。)
正直なところ、パートナーの日本語に対する真剣度も関わるので、継続的に会ったりするような友達を見つけるのはなかなか大変です!
それでも、私が話したり会ったりした子たちはみんな親切でいい子でしたし、日常的にテキストを交換しあうようなネイティブの友達もこの方法で作ることができました😊みんな日本に興味があるので話も弾みやすいです。
ハードル高めではありますが、ネイティブの友達が欲しい方は試してみるのも面白いと思います!
比較的簡単に始められるのはHelloTalkというアプリです。Language Exchange用のSNSという感じ。気楽な友達づくりにおすすめです。
TwitterみたいなTL機能もあって、例えば英語で文章を投稿すると、ネイティブがリプライをくれたり英語の間違いを直してくれたりします。LINEみたいにメッセージをやりとりしたり通話したりもできたはず。ただしカジュアルなので、日本語勉強しているといってもほんとに初心者って人が多いです。
もう一つ、コンタクトを取るのは有料ですが、My Language Exchangeというサイトもあります。
Hello Talk よりは真剣度が高い人が登録している印象があります。
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最後に、一人勉強のことについていろいろ書きましたが、大前提として、英語環境に飛び込めるならこれに勝るものはないと思います。
3年アメリカにいて感じることですが、特に最初は、英語がペラペラかどうかというよりは、英語話者を前にしてどうコミュニケーションをとるか、場数をこなす方が大事だと思います。
特にシチュエーション別に。買い物、レストラン、学校、仕事でもなんでも、それぞれのシーンでよく使う英語に積極的に触れて、都度振り返りをします。
慣れてないとワタワタして言いたいことも言えないし、逆に慣れれば、拙い単語だけでも基本的なコミュニケーションをとることはできると思います。
とはいえとはいえ、英語初心者にとっては英語環境って本当に大きな壁なんですよね…。今でこそほんの少しだけ慣れましたけど、新しいコミュニティはマジで恐怖です。
大きなダメージやトラウマになって英語自体が嫌いになっては元も子もないと思っているので、ある程度優しい環境で慣らしていくことは私的には必要だったと思っています。
ちょっとずつ、優しい勉強でレベルアップを繰り返しながら、がんばっていきましょう!
他にいい勉強法があればぜひコメント欄で教えてくださいね!
ではでは~